太刀 手掻包永 「たち てがいかねなが」 重要文化財 銘 :包永 時代:鎌倉時代・13世紀 包永は鎌倉時代後期に奈良・東大寺の転害門の近くに居住したと伝え、一派は手掻派と呼ばれている。 この太刀は佩表(はきおもて)が細直刃(ほそすぐは)、佩裏(はきうら)が乱刃の刃文で、こうした表裏の刃文が異なる作風は包永にままあり、他に水戸徳川家に伝来した名物「児手柏」などが知られている。 公開日:2019年5月2日 太刀 粟田口国綱 太刀 長船光忠